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自宅生活を諦めないための住まいづくり

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自宅生活を諦めないための住まいづくり

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2026/07/10

札幌で考える高齢者の転倒予防リフォーム

自宅生活を諦めないための住まいづくり

「まだ一人で暮らせているから大丈夫」「家の中なら安心」と思っていませんか?高齢の方にとって、たった一度の転倒は単なるケガにとどまらず、その後の自宅生活を大きく変えるきっかけになります。 特に冬場の寒さや積雪による影響を受けやすい札幌市・近郊エリアでは、室内の安全環境を早期に整えることが重要です。今回は、元医療従事者の視点から、転倒が生活に与える影響と、未然に防ぐための住宅改修(バリアフリーリフォーム)のポイントを解説します。

転倒がもたらす生活への影響

ケガだけではない!入院による体力低下と「自宅に戻れない」リスク

高齢者の転倒は、骨折や打撲といった目に見えるケガだけでなく、その後の生活能力の低下(廃用症候群)を引き起こす点が最も深刻です。

転倒をきっかけに入院生活が始まると、安全確保のために活動範囲が制限され、短期間で急激に足腰の筋力が衰えます。病院の廊下は平らで手すりも整備されていますが、自宅には玄関の上がり框(かまち)や狭い廊下、浴室のまたぎ動作など、多くの障壁(バリア)が存在します。退院時に「歩ける」と判断されても、元の自宅環境に対応できず、結果として在宅生活の継続を断念せざるを得ないケースは少なくありません。さらに、環境の変化は認知面や生活リズムの乱れを誘発することもあるため、「転倒する前」の環境整備が極めて重要になります。

自宅内の危険エリアと改修のポイント

札幌の住環境に合わせた早期のバリアフリー対策

特に札幌をはじめとする寒冷地では、冬場に室内の温度差(ヒートショック)で血圧が変動し、立ちくらみから転倒につながるリスクも高まります。本人が「まだ大丈夫」と言っていても、「壁や家具に手をついて歩いている」「椅子から立ち上がるのに時間がかかる」といったサインが見られたら、それは住まいを見直すべきタイミングです。手すり1本の設置や軽微な段差解消であっても、早めに対策を講じることで、住み慣れた地域での安心な暮らしを長く守ることができます。

この記事を書いた人: 理学療法士・福祉住環境コーディネーター 渡邉優

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