介護保険を使う前に
2026/10/13
介護保険を使いたいと思ったら、まず何をすればいい?
介護保険って、名前は聞いたことがあっても、
「誰が使えるの?」
「65歳になったら自動的に使える?」
「どこに申請するの?」
このあたりは意外と分かりにくいと思います。
今回は、介護保険を使う前のいちばん基本の部分だけ、できるだけ分かりやすくまとめます。
まず、介護保険を使える人は?
介護保険の被保険者は大きく2つに分かれます。
65歳以上の方は「第1号被保険者」。
40歳〜64歳で医療保険に加入している方は「第2号被保険者」です。 介護検索ナビ
ただし、介護保険料を払っているからといって、すぐに介護サービスを使えるわけではありません。
基本的には、要介護または要支援の認定を受ける必要があります。
65歳以上の方は、介護が必要な状態や日常生活に支援が必要な状態になった場合、原因となる病気を問わず認定の対象になります。 介護検索ナビ
一方、40歳〜64歳の方は少し条件が違って、要介護・要支援状態になった原因が、国が定める16種類の「特定疾病」による場合が対象です。
要介護認定って何?
簡単にいうと、
「その人にどのくらい介護や支援が必要なのか」を公的に判定する仕組み
です。
認定結果は、要支援1・2、要介護1〜5などに分かれます。
この認定を受けることで、介護保険を使った各種サービスを利用できるようになります。 厚生労働省
じゃあ、まず何をすればいい?
最初の一歩は、お住まいの市区町村に要介護・要支援認定の申請をすることです。
札幌市の場合は、住んでいる区の区役所保健福祉課が窓口になります。
本人や家族が申請することもできますし、状況によってはケアマネジャーなどに相談しながら進めることもできます。
申請後は、本人の心身の状態や普段の生活状況について調査が行われ、主治医の意見書なども踏まえて審査されます。
ここで「どのくらい介護が必要か」が判定される流れです。
65歳になったら、自動的にサービスを使えるわけではありません
ここは勘違いされやすいところです。
65歳以上であっても、介護保険サービスを利用するには、原則として要介護・要支援認定を受ける必要があります。 介護検索ナビ
なので、
「最近、家の中の移動が大変になってきた」
「お風呂やトイレで支えが必要になってきた」
「家族だけでは少し心配になってきた」
こう感じ始めたら、まずは市区町村や地域包括支援センターなどに相談してみるのが一つの入口です。
次回は、認定を受けたあとについて
要介護・要支援認定を受けたあとには、さまざまな介護保険サービスを利用できるようになります。
その中には、手すりの取り付けや段差解消などの住宅改修もあります。
次回は、
「要介護認定を受けたあと、住宅改修はどう進める?」
というところを、できるだけ分かりやすくまとめます。
この記事を書いた人:理学療法士・福祉住環境コーディネーター 渡邉優
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