実家の危険チェックポイント
2026/06/232026/06/23
住み慣れた我が家にも危険が潜む?実家へ帰省したときに必ず確認したい5つの危険ポイント
住み慣れた家だからこそ転倒リスクがあります
長年住み続けている我が家は、生活動線が身体に染みついているため大きな安心感があるものです。しかしその一方で、年齢を重ねて筋力やバランス能力が低下してくると、以前はまったく気にならなかった「いつもの場所」が、思わぬ重大事故に繋がる危険な場所に変わってしまうことがあります。離れて暮らすご家族が実家へ帰省した際には、大切な親御さんの健康と安全を守るために、一度ご自宅の住環境に危険が潜んでいないかを客観的に確認してみることが極めて大切です。
まず実家に入って最初にチェックしたいのが「玄関の段差」です。玄関の上がり框(かまち)は毎日必ず利用する場所でありながら、住宅内でも特に激しい転倒が起こりやすい場所です。昇り降りの際に不自然に身体を揺らしたり、どこかにしがみついたりしていないか確認してみましょう。また、住宅内でも特に大きなケガに繋がりやすいのが「階段」です。足元が暗くて見えにくくなっていないか、安全に昇り降りを支える手すりが適切な位置にあるかを確認することが重要です。
次に、水濡れによって床が非常に滑りやすくなる「浴室」も、転倒リスクが極めて高い要注意エリアです。滑って転ぶ恐怖から浴槽の出入りや立ち上がり動作に不安を感じていないか、親御さんの日頃の入浴動作に目を向けてみてください。同様に、毎日何度も立ち座りを行う「トイレ」も注意が必要です。立ち上がる際に、本来体重をかけるべきではない壁や耐荷重性のないペーパーホルダーに無理につかまっていないかは、見逃せない危険のサインです。
最後に見落としがちなのが、毎日の移動動線となる「廊下や居室(リビングなど)」です。新聞や荷物が床に置いたままになっていたり、家電製品の電気コードが歩行ルートを横切っていたりすると、わずかな引っかかりが転倒の原因になります。毎日暮らしている本人は慣れで気づけないからこそ、周囲の確認が欠かせません。
家の中での転倒事故はある日突然起こるように見えて、実際にはこうした日常生活の中の小さな不便や危険が原因となって引き起こされます。「まだ大丈夫」と過信せず、少しでも不安を感じる場所があれば、事故が起こる前に早めの対策を検討することが何よりも大切です。
久しぶりに実家へ帰省したときこそ、ただいまの声とともに住環境にも目を配り、ご家族みんなでこれからの安全な暮らしについて話し合う機会を作ってみてはいかがでしょうか。弊社では、実家の構造や親御さんの動きに合わせた最適な手すり設置・段差解消のご提案から施工まで一括して対応しております。札幌市および近郊エリアで実家の介護リフォームをご検討中の方は、ぜひお気軽に弊社までご相談ください。
理学療法士:渡邉
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