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2026/06/24

高齢者が片付けをしなくなる理由とは?住環境との関係について解説

床に物が増えたら危険のサイン!責めずに実家の安全を守る声かけと対策

久しぶりに実家へ帰った際、「なんだか床に物が増えている」「以前に比べて部屋が片付いていない」と感じたことはありませんか?

札幌市や近郊にお住まいで、久しぶりに親御さんの元を訪ねた際、このような変化に気づく方は非常に多いです。これまでは綺麗好きだった親御さんの場合、ショックを受けたり単なる性格・だらしなさの問題だと思ってしまったりしがちですが、実はその背景には加齢に伴う身体や生活機能の変化が深く影響しているケースが少なくありません。今回は、高齢者が片付けをしなくなる具体的な理由と、そこに潜む危険性について解説します。

片付けができなくなる3つの原因

以前は問題なくできていた片付けが「一人では大変な作業」に変わってしまうのには、主に3つの原因があります。

1. 身体への大きな負担 床の物を持ち上げる、低い位置へしゃがみ込むといった動作は、筋力が低下したシニア世代にとって思っている以上に体力を消耗する重労働です。

2. 転倒への強い不安 高い場所へ手を伸ばす、重いゴミ袋を運ぶといった作業に恐怖心や危なさを感じるようになり、結果として片付けを後回しにしてしまいます。

3. 外出機会の減少(意欲の低下) 定年退職などで外出する機会が減ると、生活の刺激が少なくなり、部屋を綺麗に保とうという意欲そのものが低下してしまうことがあります。

不便さを感じて困っていても、プライドもあり「なかなか周囲に助けを求められない」という心理も隠れています。周囲がこうした変化にいち早く気づき、サポートしていくことが大切です。

散らかった床に潜む「転倒リスク」

床に物や書類が放置されて生活動線が乱れると、つまずきや転倒のリスクへ直結します。

シニア世代にとって、床に置かれたわずかな新聞紙やビニール袋、家電のコードは足元をとられる凶器に変わります。特に、夜中の薄暗いトイレ移動や、チャイムが鳴って慌てて急ぐ瞬間は極めて危険です。

床の上の物を片付けて動線をすっきりさせることは、今すぐできる最も身近な転倒予防対策になります。

 

💬 まずは頭ごなしに責めず、寄り添う声かけを

もし実家の片付けが行き届いていないと感じても、決して責めてはいけません。大切なのは、本人のやる気を削ぐのではなく「何か片付けで困っていることはない?」と優しく声をかけてみることです。

会話をきっかけに、足腰への負担や生活上の本当の困りごとに気づける場合があります。

 

株式会社AliveHome(アライブホーム)では、手すりの設置だけでなく、こうした転倒リスクを減らすための住環境づくりのご相談も承っております。 札幌市白石区をはじめ、札幌市内・近郊エリアでご実家の環境整備や介護リフォームをお考えの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人:理学療法士・福祉住環境コーディネーター渡邉優

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